2〜3歳児からの
歯科治療
(口腔育成)

口腔育成(口育)について

なぜ2〜3歳から口腔育成が必要か?

なぜ2〜3歳から
口腔育成が必要か?

2〜3歳は、20本すべての乳歯が生えている年齢です。お口の機能をしっかりと高めて、お口を育成できていないと6歳前後の永久歯が生え始めるときに、しっかりとしたスペースがなく歯並び、かみ合わせが悪くなる可能性があります。

哺乳から離乳食になり、徐々に大人と同じようなものを食べ始めます。それに見合ったお口の状態になっていなれば成長発育のどこかに歪が生じてしまい、歯並びも悪くなってしまいます。

綺麗な口元、お顔立ちを目指すなら、早めに開始する方が修正が比較的簡単といえます。

当院の口腔育成治療の特徴

当院の口腔育成治療の特徴

当院の大きな特徴は、口腔育成治療を、保険診療の適応できる方は保険治療の範囲内でしっかりと行っていることといえます。

比較的新しい病名に「口腔機能発達不全症」があります。お口の機能をいくつかの検査をすることでチェックし、該当する方は保険治療の対象となります。

治療に取り組んでいない歯科医院も多いのが現状です。経験豊富な歯科医と歯科衛生士が多方面から適切なアドバイスを行います。

口腔育成を検討している方へ

口腔育成に関することを診療室でお伝えすると、「もっと早く知っていれば良かった」と言っていただくことが多いです。お子さんの成長は一方通行で、やり直しができません。1歳の時に行って欲しいこと、3歳児の注意点、5歳になるまでに何をするべきかなど、様々です。

妊娠時の生まれる前から、あるいは歯が生える前からでも当院にお越しいただき、一緒に成長を見守らせてください。

口腔育成が必要なケース

  1. 歯並びがわるい
  2. かみ合わせがわるい
  3. 噛む力が弱い
  4. 舌の癖がある
  5. お口が常にあいている
  6. お口の形がへの字になっている
  7. 言葉をしっかりと話せない
歯並びと口腔育成との関係性

歯並びと口腔育成との関係性

歯の数は、乳歯20本永久歯28本と決まっています。歯の大きさも多少の個人差はありますが、極端に大きな歯や小さな歯が生えることは稀です。歯が生えそろうためには、歯が並ぶ場所が必要となります。

口腔育成がうまくいっていなければ、その場所ができないということになります。場所があったとしても舌や唇などの機能も整っていなければ、歯並びはきれいになりません。

正しく口腔育成することで綺麗な口元、お顔を目指したいですね。

正しい呼吸のし方について

正しい呼吸のし方について

鼻から吸って、鼻から出す鼻呼吸。意識していないときの呼吸を、この鼻呼吸にして欲しいです。インターネットで「正しい呼吸法」と検索すると、たくさんの結果が得られます。そこには、「鼻から吸って、口から出す」という腹式呼吸のことが書かれていることが多いです。

様々な場面で腹式呼吸が役に立つこともあると思いますが、それは意識して行うことになります。いつも行う呼吸を鼻呼吸で行って欲しいです。

口呼吸の弊害は、たくさんあります。歯科的な部分でも、むし歯や歯周病、口内炎などに関連します。もちろん、歯並び、かみ合わせにも悪影響があります。姿勢も悪くなりますし、様々な全身の炎症にも関係していきます。ぜひ、健康を考えるなら、呼吸を改善していきましょう。

口腔育成の流れ

診察

お口の状態を様々な観点から診察いたします。

診察
問診と検査

お口の機能について、問診と検査等を実施して現状を把握します。

問診と検査
アドバイス

その先に実践していただきたいことを少しづつアドバイスしていきます

アドバイス
口腔育成の開始

一緒に口腔育成をすすめて、お口の健康を促進していきましょう。

口腔育成の開始