2010年 12月23日 – 院長井上の勉強リポート
H22年12月23日 三重県歯科医師会館
テーマ 患者とよりよい関係を築き維持するために
講師 NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長 辻本 好子 氏
1.勉強したことの概要
・これまでとこれからの歯科医療
・COMLが大切にしていること
・患者さんの基本的ニーズ・願望
・インフォームド・アセント
・歯科治療にまつわる相談
・医者にかかる10箇条
2.今回学んだこと
COMLさんは、「賢い患者になりましょう」を合言葉に活動している団体で、医療に関する電話相談や患者と医療者のコミュニケーション講座や患者塾などを行っています。
今回、COMLの理事長である辻本さんに、5万件の電話相談から知りえた、患者さんの想いを、医療者が患者さんと良い関係を築くために知っておくべきことを簡潔にお話しいただいた。患者さんは、納得していれば耐えられ、前向きな努力ができること、希望は聞いてくれるから言えるということ、患者さんが望むインフォームドコンセントとは何なのかを学ぶことができました。
3.今回の勉強会で学んだことを患者さんに提供するために
歯科治療は、そもそもコミュニケーションが不足しやすく、強い緊張や威圧感を覚える環境にあること、それらからの精神的苦痛があることを医療者側が極力配慮して対応を心がけたいと思います。スタッフと共に今回の内容を共有し、診療所全体の患者さんの対応を見直していきたいです。