2010年 01月10日 – 院長井上の勉強リポート
柳澤 宗光 先生 調布矯正歯科クリニック
「ムーシールドの臨床応用」
1.勉強したことの概要
反対咬合(受け口)の早期治療に用いる取り外し可能なマウスピース状器具「ムーシールド」の開発者であられる柳澤先生の臨床応用についての講演
2.今回学んだこと
1、臨床における適応症
2、筋機能療法の一つとしていかに指導するか、そのポイント
3、診査診断についての注意点
書籍だけではわかりにくい点について開発者から直接説明を受け確認した
3.今回の勉強会で学んだことを患者さんに提供するために
当院で取り組んでいる床矯正では歯型をとることができない方には矯正装置を作成できなかった。
今回「ムーシールド」について勉強したことによって型取りがうまくできない方にも効果のある治療法を提供することができるようになった。
3歳児以降で反対咬合(受け口)であるが型取りがうまくできないお子さんの早期治療法についてその指導のコツを再確認することができた。
床矯正研究会でも同様効果を期待する器具として「パナシールド」などがあるが、ただ装着するだけではなく、より確実に改善させるため今後は積極的に提案していきたい。